第7回 横河電機株式会社

2026年1月29日

横河電機株式会社
従業員同士のつながりも

健康経営の大切な糧。

横河電機株式会社

世界中のプラントの制御・計測システムの担い手であり、医療分野でも貢献する横河電機株式会社。 「人財」を企業価値の源泉に据えた健康経営の姿勢が高く評価され、「東京都スポーツ推進企業」に認定され、さらに「健康経営優良法人(大規模法人部門(ホワイト500))」や「スポーツエールカンパニー」にも認定されています。 人財総務本部長の朝長正隆さんに、多岐にわたる健康施策や今回の「東京スポーツドック」への参加経緯などについてお話を伺いました。また、体力測定を体験した従業員の伊王野麻理子さんと田島稜雅さんには、測定の印象や従業員の健康を推進する取り組みについてお聞きしました。(※所属は取材当時)

■ インタビュー
執行役 人財総務本部長
朝長 正隆(ともなが まさたか)さん
※所属は取材当時のものです
執行役 人財総務本部長 朝長 正隆(ともなが まさたか)さん

コミュニケーションがもたらす心身の健康

健康経営を推進するために、どのようなことを大切にされていますか?

執行役 人財総務本部長 朝長 正隆(ともなが まさたか)さん

朝長さん:従業員の働きがい、エンゲージメントの向上は、ウェルビーイング、つまり良好で満たされた心身の状態がベースとなりますが、このウェルビーイングの土台となるのが健康だと考えています。 体調が崩れると、メンタル面、働く意欲にも影響してしまうものです。当社では、健康維持に欠かせない良い生活習慣を身につけるために、運動や食事、睡眠、コミュニケーションなどから成る「横河健康心得8か条」を2015年に作成しました。 そしてコロナ禍を経た昨今は、テレワークを取り入れた多様な働き方が選べる反面、在宅勤務による運動不足やコミュニケーションの希薄化が課題となっています。その改善策として「Let'sシャイン!」という健康増進プログラムを始めました。 先ほど申しました8か条の項目の生活習慣の改善策をブラッシュアップし、健康増進への意識と従業員間のコミュニケーションや結束の機会を増やす取り組みを考えています。

従業員同士のコミュニケーションを増やす施策について教えてください。

朝長さん:当社は、出社とテレワークのハイブリッド型の勤務形態が中心ですので、出社時は従業員同士が顔を合わせてできる業務を推奨しています。また業務外では、スポーツ関連の同好会活動も盛んです。人が集まり好きなスポーツで汗を流せる機会は、体力増進と良好なメンタルヘルスの維持につながります。 一方で全従業員が気軽に参加できる機会として、事業部や属性別のチームで歩数を競い合う、アプリを使ったウォーキング大会も実施しています。また健康診断の際に、同時に簡単な体力測定も受けられるようにしました。体力面での現在値を知ることができるとともに、従業員同士が交流する良い機会にもなりました。 今回の「東京スポーツドック」への参加も、コミュニケーションの場を増やす狙いもあります。

健康の現在値を知る体力測定を、従業員交流の場にも

今回の体力測定に対する社内での反響はいかがでしたか?

交流スペースの様子

朝長さん:募集を始めた序盤は、少し反応が鈍い印象がありました。20代、30代の若い世代は健康意識がそれほど高くなく、一方で中高年層は高い健康意識を持っているものの、体力測定の内容が少々若者向きでは、と思われている傾向があったのかもしれません。 それでも役員、各部の上長に向けて丁寧な説明とともに働きかけると、徐々に申し込みが増え、1日100人ほどの参加数となりました。会場では、他部署の従業員同士が久しぶりに近況を話し合う姿も見られました。また、体力面での現在値を把握できる良い機会だったという声も多く聞こえてきました。

実際に測定を受けられた印象はいかがでしたか?

実際の測定の様子

朝長さん:体が固めであることは自覚していたのですが、実際に長座体前屈が思うようにできないことに参りました。思わしくない測定スコアであっても、今の自分の状態を数値で知ることができることは、健康意識を高める出発点になると改めて思います。

従業員それぞれの状況に応じた健康対策

海外勤務者をはじめ、様々な環境で働く従業員を支える施策について教えてください。

朝長さん:海外勤務者には、赴任前の健康チェックだけでなく、海外在住中も日本と同様の健康診断が受けられ、必要に応じて日本側の保健師がオンラインでサポートをしています。やはり、日本とは異なる生活環境では何らかのストレスを感じるものです。 いつでも相談が受けられる体制を整えています。また、国内においても、子育てや介護、あるいは長期の疾病治療を要する従業員への理解と両立支援も行っています。どのような状況下にあっても、健全な心身で働ける環境を従業員に提供することが、健康経営の根幹だと考えています。

■ インタビュー
人財総務本部HRBP部
伊王野 麻理子(いおの まりこ)さん
横河プロダクト本部事業基盤センター
田島 稜雅(たじま りょうが)さん
※所属は取材当時のものです
人財総務本部HRBP部 伊王野 麻理子(いおの まりこ)さんと 横河プロダクト本部事業基盤センター 田島 稜雅(たじま りょうが)さん

測定がもたらす健康への意識

「東京スポーツドック」の測定を受けた理由と測定の印象について教えてください。

実際の測定の様子

伊王野さん:趣味のゴルフやテニスの上達のために、体力づくりの意識は高い方かと思っています。上司からの勧めもあり、体力面で自分の現在値を詳しく知りたいこともあって、測定を受けることにしました。 体力測定の結果はまずまずだったのですが、血管年齢が少々高め。食事面で課題があるのかもしれません。

横河プロダクト本部事業基盤センター 田島 稜雅(たじま りょうが)さん

田島さん:所属する部内の同僚から声をかけられ参加することにしました。そしてグループ全員が参加して測定のスコアを競い合うことに。楽しみながら測定を受けることができました。 4ヶ月ほど前に社内での健康診断の際に受けた簡単な体力測定の時よりは、体がよく動けていたように思います。普段は体重を落としたいこともありジムに通っているのですが、その成果も多少は出ているように感じました。

日々、健康意識を高める工夫を

健康に関する会社の取り組みについてはいかがでしょうか?

人財総務本部HRBP部 伊王野 麻理子(いおの まりこ)さん

伊王野さん:ウォーキング大会には2回連続で参加しました。属性別でチームが編成されるのですが、チームの足を引っ張りたくないという責任感から、積極的に歩くようになりました。また社内では、健康関連のセミナーが開催されており、特にメンタルヘルスに関するセミナーは、心のケアについてなど多くの学びがあり、非常に有益でした。

田島さん:健康診断後に、保健師から肥満度に関する注意点を指摘されました。食事について気にするようになりましたし、ジム通いに力を入れ始めたことも、この保健指導がきっかけです。今後、同様の体力測定が定期的に催されたら、継続して参加したいです。また、今回の測定で使われていた体組成計が社内にも設置され、自由に計測できる環境があったら、普段から一層、健康や体力に意識が持てるような気がします。

測定の様子

立ち幅とび

踏み切り線から大きくとび、着地位置までの距離を計測。久しぶりに全力でとぶ動きに、体が思うように動かない様子も見られましたが、踏み切る瞬間の集中力や着地後の達成感に、学生時代を思い出すような笑顔が見られました。普段あまり使わない下半身の筋肉を意識する良い機会となったようです。

立ち幅とびの様子

上体起こし

仰向けの姿勢から30秒間で上体を起こした回数を測定。腹筋の筋力が求められる種目であり、短時間でも体幹への負荷を強く感じる様子が見られました。久しぶりの動きに苦戦する人も多く、改めて体幹の重要性を実感する機会となりました。

上体起こしの様子

今回ご協力いただいた企業

横河電機株式会社(よこがわでんき かぶしきがいしゃ)

本社所在地:東京都武蔵野市中町二丁目9番32号

設立:1920(大正9)年12月1日

従業員数:約17,670名(連結)

事業内容:
制御・計測機器等の販売、保守サービス、電気計装工事、トータルソリューション展開及びエンジニアリング事業

健康経営への取り組み:
従業員一人ひとりの健康を重要な経営基盤と位置づけ、心身ともにいきいきと働ける職場環境づくりを推進している。その取り組みが評価され、「東京都スポーツ推進企業」および「健康経営優良法人(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定された。さらに、従業員の健康増進を目的としてスポーツ活動を積極的に支援し、「スポーツエールカンパニー」にも認定されている。

問合せ先

東京都 スポーツ推進本部
スポーツ総合推進部 スポーツ課
電話 03-5320-7847