第5回 株式会社やまびこ

2026年1月29日

株式会社やまびこ
変革期に掲げた

健康経営の重要性。

株式会社やまびこ

株式会社やまびこは、農林業や建設工事現場などを支える屋外作業機械の総合メーカー。近年は特に健康経営にも力を注いできました。 その結果、2025年に「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を初めて取得。従業員にますます健康増進への意識を高めてもらいたいタイミングでの「東京スポーツドック」への参加となりました。 健康経営の推進に様々な働きかけをしてきた人事部の杉田佳苗さんに、今回の体力測定や健康に関する施策についてお話しをお聞きしました。また、先行開発部の高嶋正彦さんには、測定の印象、健康を意識したご自身の過ごし方などについて伺いました。(※所属は取材当時)

■ インタビュー
人事部人事課
杉田 佳苗(すぎた かなえ)さん
※所属は取材当時のものです
人事部人事課 杉田 佳苗(すぎた かなえ)さん

初開催のイベントは、社内の理解を最優先に

どのような経緯で「東京スポーツドック」に参加されたのでしょうか?

人事部人事課 杉田 佳苗(すぎた かなえ)さん

杉田さん:会社の成長において変革期と位置づけている中期経営計画では、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営にも重点的に取り組むことを掲げております。 人的資本を活かす人事部としては、特に健康経営の姿勢がその成果を左右すると考えております。 そんな一連の取り組みが認められ、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を取得したタイミングで、この体力測定イベントの案内をいただき、従業員が健康について見つめ直せる絶好の機会になるのではと考え参加を決めました。 体力測定は、弊社として初の試みです。

他のイベントも含めて、どのように従業員に参加を促されましたか?

杉田さん:2024年度に運動会を開催したのですが、こちらも社内では初めてのイベントでした。体力増進の意識を持つための意義のあるイベントではあるものの、初の試みのため、参加に尻込みをしてしまう従業員が少なくありません。 そこで、掲示や社内メールだけでなく、各部署を回って個別に参加の案内をしていったところ、ある程度の参加者を募ることができました。今回の体力測定でも、同様に個別案内に力を入れ、さらに人事部長から各部門長への働きかけもしたことで、参加者を増やすことができました。 やはり、従業員全員の理解が欠かせません。

体力測定をきっかけに健康と向き合う

実際に測定を体験されていかがでしたか?

実際の測定の様子

杉田さん:血管年齢測定で、測定員の方が驚くほど高齢との結果が出てしまいショックでした。一方で、体力測定自体は意外にこなすことができて、体力の総合評価も平均より高く、まずまずな結果でした。 健康運動指導では体力を褒めていただきつつ、体重管理や筋肉量の増やし方などのアドバイスを受けたので、前向きに体力維持が続けられそうです。そして血管の危機意識から、食生活を見つめ直すよいきっかけになったと思います。 今回は、本社での参加となりましたが、今後は全国の各事業所も含めて、今回のような体力測定を検討してもよいかもしれません。とても参考になりました。

多方面から見守る従業員の健康

健康経営に関わる取り組みについて教えてください。

杉田さん:社内に医療用の血圧計を設置して、従業員が体調管理に意識を向けやすくする環境を整えています。また、従業員食堂では、ヘルシーメニューを曜日ごとに提供。 カロリーや栄養面の表示も行っています。他にも、定期健康診断の結果から対象者への生活習慣や食事のアドバイス、禁煙の推奨、メンタルヘルスのケアとしてストレスチェックなど、健康保険組合の保健師や産業医と連携した啓発を推進しています。 さらに、女性特有の健康課題に関するセミナーを開催したことで、男女共々、女性特有の健康課題について理解を深めるきっかけになったと思います。

体を動かし、日々の生活に活力

普段から体力増進を意識できるような活動などはありますか?

ウォーキングイベントのポスター

杉田さん:共済会の主導で、共通の健康アプリを使ったウォーキングイベントを催しています。期間中に歩数を競い、上位者は高ポイントを得ることができ、ポイントが貯まれば様々な景品と交換できる仕組みです。 健康アプリ自体も食事内容や睡眠時間、運動、体温、体重などのライフログを記録できるので、体調管理へのモチベーションを上げるきっかけにもなります。また、共済会では各種のクラブ活動もあり、野球やテニス、ラグビーといったスポーツ系クラブもあります。 勤務後や休日など、従業員が仲間と好きなことで体を動かすよい機会になっているようです。私自身は、地域のバレーボールクラブに子供と一緒に参加しているのですが、とても楽しく汗を流せるので、クラブ活動を目当てに毎日の生活にメリハリが生まれました。 いずれにしても運動する機会があれば、体力の向上だけでなく、メンタル面でも良い効果が得られると感じています。

■ インタビュー
先行開発部 先行開発第一課
高嶋 正彦(たかしま まさひこ)さん
※所属は取材当時のものです
先行開発部 先行開発第一課 高嶋 正彦(たかしま まさひこ)さん

運動の成果を知り、さらなる体力増進を

今回の体力測定を受けた理由を教えてください。

実際の測定の様子

高嶋さん:趣味でジョギングをしていて、週に2回は退勤後に10kmほど走って帰宅することもありますし、マラソン大会に出場することもあります。 日頃の練習の成果を数値で知ることができるよい機会と感じ、参加することにしました。持久力などは平均より高いスコアだったのですが、握力が少々弱い結果となりました。 健康運動指導では、普段からジョギングをしていることを伝えると、身長に対して体重が軽すぎるとのことで、もっと筋肉をつけ、体重を増やしたほうがよいとアドバイスを受けました。 筋トレや食事面で改善すべき点がわかりとても参考になりました。

健康への意識を持てる職場環境に

職場では健康への意識は浸透していますか?

先行開発部 先行開発第一課 高嶋 正彦(たかしま まさひこ)さん

高嶋さん:開発に関わる業務はプレッシャーを感じることが多いのですが、その分、部署内の仲間意識が高く、体調なども互いに気をかける雰囲気があると思います。 今回の測定も誘い合って参加できましたし、休日にチームを組んで駅伝大会に出場したこともありました。スポーツはストレス解消にも役立ちますし、職場仲間と一緒にできれば、一層楽しみながら体力増進に結びつく気がしています。 私自身、ジョギングをはじめたのも、20数年前に上司にマラソン大会に誘われたことがきっかけでした。社内でのイベントでも、思い切って参加してみることで、健康を考える機会が得られると思います。

測定の様子

ステップ台運動

ステップ台を使った上下運動を6分間実施。ご自身のペースで上下運動を行い、全身持久力を測りました。普段あまり意識することのない段差の上り下りですが、想像以上に体に効き、終了時にはしっかりと汗をかく運動となりました。 シンプルな動きながらも全身を使うため、従業員はご自身の心肺機能や脚力を実感できたと思います。

ステップ台運動の様子

立ち幅とび

踏み切り線から大きくとび、着地位置までの距離を計測。挑戦するごとにフォームを工夫する姿も見られ、脚力だけでなく、瞬発力やバランス感覚を確かめる機会にもなっていました。

立ち幅とびの様子

今回ご協力いただいた企業

株式会社やまびこ(かぶしきがいしゃ やまびこ)

本社所在地:東京都青梅市末広町一丁目7番2号

設立:2008(平成20)年12月1日

従業員数:約1,140名

事業内容:
小型屋外作業機械等、各種機械の製造および販売

健康経営への取り組み:
健康経営を推進するための体制を整備し、全ての従業員が活き活きと働ける環境づくりを進めている。代表取締役社長を健康経営最高責任者、管理担当役員を健康経営推進責任者とし、人事部と拠点推進者が中心となって従業員一人ひとりの健康意識を高める各種施策を展開している。その結果、2025年に「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を初めて取得した。

問合せ先

東京都 スポーツ推進本部
スポーツ総合推進部 スポーツ課
電話 03-5320-7847