第2回 日本電子株式会社

2026年1月22日

日本電子株式会社
健康意識が高まる、

和やかな職場環境。

日本電子株式会社

理科学・計測機器や半導体関連機器等の事業を手掛ける日本電子株式会社。 同社は、東京都スポーツ推進企業に認定され、4年連続で「健康経営優良法人(大規模法人部門)」にも認定されています。 従業員が健康への意識を高められる機会にと「東京スポーツドック」に参加。健康経営推進責任者である執行役員兼総務本部長の武満泰雄さんに健康経営の意義や取り組みについてお話を伺いました。 また、体力測定を体験した工場管理本部の川口綾子さんには、体力測定の印象や改善点について率直にお話しいただきました。(※所属は取材当時)

執行役員 兼 総務本部長
武満 泰雄(たけみつ やすお)さん
※所属は取材当時のものです
執行役員兼総務本部長 武満 泰雄(たけみつ やすお)さん

健康と向き合う機会を増やすことが大切

今回の体力測定を実施した理由について教えてください。

武満さん:健康経営を推進するうえで、全従業員に自身の健康について考えるきっかけやチャンスとなる様々な場を提供することが大切だと思います。 体力測定もその一環になり得ると考え、「東京スポーツドック」に参加しました。事前に社内メールで参加者を募ったところ、本社勤務者の約1割に当たる190人ほどが測定を希望。 実施日も口コミで話が広がり、さらに参加者が増えたようです。想定していたよりも多くの従業員に興味をもってもらえました。

ウォーキングやスポーツのイベントを積極的に

体力増進を意識した社内でのイベントや活動は行われていますか?

執行役員兼総務本部長 武満 泰雄(たけみつ やすお)さん

武満さん:2022年度から4年連続でウォーキングイベントを実施しています。 これは健康アプリを活用し、一定期間の歩数を競うというもの。本イベントは、個人賞とチーム賞(今年度は出身地域別対抗)を設け、ランキング化され、上位の入賞者およびチームには景品も用意しました。 また、数年前までは会社主催による部署対抗のソフトボール大会を毎年開き、大いに盛り上がっていました。現在は会場の都合で休止していますが、再開する際は別の種目も候補に挙げて従業員同士が楽しめるスポーツイベントにできるよう検討したいです。 さらにスポーツといえば、野球部やサッカー部といった同好会の活動も盛んです。活動に補助金を支給するなど、会社からもサポートをしています。いずれのイベントや活動も、和気あいあいと楽しむ伝統的な社風もあってか、従業員に受け入れられやすい印象があります。

健康意識を高めるために会社がサポート

健康経営を推進するうえで、他にどのような取り組みをされていますか?

武満さん:イベントや同好会活動以外では、健康や食に関するセミナーや啓発ニュースを配信しています。 健康セミナーでは、テーマに応じて産業医や外部講師によるものや、教育コンテンツの中から動画視聴での教育です。 睡眠や女性特有の病気、栄養の摂り方などについて、従業員同士がお互いの健康への理解を深められるような内容を盛り込んで実施しています。 他には、従業員食堂での無農薬野菜を使用したランチの提供や、自転車通勤をしやすい環境整備、禁煙のためのサポートなどを行っています。

健康経営のブラッシュアップを目指して

職場での工夫や健康経営の体制について教えてください。

武満さん:各部署では、「フィードバック面談」という各上長による従業員一人ひとりのための相談の場を年2回設けています。 この面談では、実務評価だけではなく、所属員の心身の健康状態についても確認しています。所属員に健康不調が見られれば、上長から健康管理室に相談し、産業医を交えて対策を講じています。 また、健康経営の取組みを更に推進するため、2025年度から総務本部内に健康経営推進事務局を組織化しました。 少なからず課題はありますが、新たな施策検討や外部発信にも注力し、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の上位認証である「ホワイト500」の認定を目指して活動を推進しています。

測定結果に一喜一憂することも第一歩に

今回の測定を体験されていかがでしたか?

測定の様子

武満さん:体力年齢が実年齢より少し上となり、日頃の運動不足がそのまま結果に現れたのだと感じています。 一方で、血管年齢がかなり若い年齢であったことに驚きました。普段お酒を飲まないことが要因かもしれません。 結果に善し悪しはありますが、自分の体について少しでも把握できることが、健康への意識を高められると実感できました。

気兼ねなく参加できる理解とサポートを

測定を受ける従業員の反応を見て、何か気づいたことはありましたか?

武満さん:参加者同士、測定中に励ましたり、拍手を送ったりと、とても盛り上がっていたことが印象的でした。 また、各部署から満遍なく多くの従業員が参加しました。特に健康を意識する傾向にある40代以上だけでなく、10代、20代といった若年層からも関心が高かったことも意外な発見でした。 今回の測定会は、気軽に参加できるよう職場の理解、サポートのもと、業務時間内で実施しました。今後、同様の体力測定を会社主催で実施することも検討していきたいです。

工場管理本部資材部 グループ長
川口 綾子(かわぐち あやこ)さん
※所属は取材当時のものです
工場管理本部資材部グループ長 川口 綾子(かわぐち あやこ)さん

体の状態を知る絶好の機会

今回の体力測定に参加した理由を教えてください。

工場管理本部資材部グループ長 川口 綾子(かわぐち あやこ)さん

川口さん:節目となる年齢にさしかかり、現状の体力を知りたいと考えていたタイミングで、募集を目にし、興味を持ちました。 体の状態を数値として把握できることも魅力的でした。加えて、皆で和気あいあいと楽しめるイベントが好きなので、職場の同僚と共に参加させて頂きました。

実際に測定を体験されていかがでしたか?

測定の様子

川口さん:普段、週1回ジムで簡単な運動はしており、健康には自信があったのですが、血管年齢が想定より上の年齢と判断され、ショックを受けました。 もしかすると食事のバランスが悪いのかもしれません。あと、体の柔軟性のスコアが平均より低い結果でした。最後の健康指導では、お風呂上がりの簡単なストレッチ方法などのアドバイスを受けたので、早速試してみようと思います。 思わしくない結果が出ても、改善への意識が芽生えたのでよい機会だったと感じています。

健康関連のイベントや活動をより広める工夫

社内の取り組みや今回のような体力測定について改善点はありますか?

川口さん:健康経営推進事務局が配信している健康啓発のニュースは、たびたびチェックしています。 食事や睡眠の話題に触れるだけでも、自然と健康への意識が持てるように思います。また、今回の体力測定のような機会があれば、ぜひ参加したいです。 ただ、測定中に異性からの目が気になるとの声も聞こえてきましたので、男女別の測定日を設けることも一案かと思いました。

測定の様子

立ち幅跳び

踏み切り線から大きく跳び、着地位置までの距離を計測。瞬発力を発揮する姿に自然と拍手が起こるなど、盛り上がりのある測定となりました。

立ち幅跳びの様子

上体起こし

仰向けの姿勢から30秒間で上体を起こした回数を測定。体幹の強さを確認する機会となり、集中して取り組む様子が見られました。

上体起こしの様子

今回ご協力いただいた企業

日本電子株式会社(にほんでんし かぶしきがいしゃ)

本社所在地:東京都昭島市武蔵野三丁目1番2号

設立:1949(昭和24)年5月30日

従業員数:2,315名(単独)、3,604名(連結)

事業内容:
電子顕微鏡を始めとする理科学・計測機器、分析機器、医用機器、産業機器などの開発・製造・販売およびサービス提供

健康経営への取り組み:
健康経営を重要な経営課題と位置づけ、「健康経営宣言」を制定。健康経営推進責任者を中心に体制を整備し、従業員の心身の健康保持・増進と働きやすい職場環境づくりを推進している。「東京都スポーツ推進企業」に認定され、4年連続で「健康経営優良法人(大規模法人部門)」にも認定されている。

問合せ先

東京都 スポーツ推進本部
スポーツ総合推進部 スポーツ課
電話 03-5320-7847