2026ラクロス女子世界選手権大会 東京開催決定!
~大井ホッケー競技場がメイン会場~

2025年1月16日

このたび、16の国と地域のトップレベルの選手が出場する「2026 WORLD LACROSSE 女子世界選手権大会」が、2026年7~8月に東京で開催されることが決定しましたので、お知らせいたします。ロサンゼルス2028オリンピックの追加競技に決定し、国際的に注目を集めている競技であるラクロス。東京での世界選手権開催は1997年の第5回大会以来29年ぶりとなります。

また、2027年に開催予定の「2027 WORLD LACROSSE 男子世界選手権大会」についても、東京開催に向け調整を進めております。

なお、本大会は、公益社団法人日本ラクロス協会が、都の「令和5(2025)年度国際スポーツ大会調査等支援事業」を活用し、調査・誘致活動を行い、東京での開催が決定したものです。

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大会の概要(予定)

大 会 名:2026 WORLD LACROSSE 女子世界選手権大会

主  催:WORLD LACROSSE

主  管:公益社団法人日本ラクロス協会

日  程:2026年7月24日(金曜日)~8月2日(日曜日)

会  場:大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場・秩父宮ラグビー場

参加国数:16の国と地域

開催決定にあたって

(佐々木 裕介 公益社団法人日本ラクロス協会理事長コメント)

日本のラクロスには、「Lacrosse Makes Friends」というスローガンがあります。ラクロスを通じて培った国境を超えた若い世代同士の友情は一生もので、将来、各人が各国のリーダーになれば、世界中のあらゆる争いや衝突は回避できる、という願いが込められています。東京2020大会のレガシーである大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場、約80年の歴史を有する秩父宮ラグビー場で開催される今大会は、日本ラクロスが始まってから40年の節目にあたります。日本でラクロスが始まったこの東京で、「Lacrosse Makes Friends」の旗印の元、国境と世代を超えた全てのラクロスファンの方々と、50年後、100年後まで続く国際的な友好を深めていけることを非常に嬉しく思います。

(Jim Scherr WORLD LACROSSE CEOコメント)

We are thrilled to officially announce Tokyo as the host city for our upcoming women's championships. As a dynamic global city renowned for its world-class facilities, exceptional hospitality and vibrant cultural heritage, Tokyo provides the perfect setting to showcase the pinnacle of international lacrosse.

Japan has long been a stronghold of lacrosse in Asia, with a passionate and growing lacrosse community that has made remarkable contributions to the global development of our sport. We look forward to working with the city of Tokyo and the Japan Lacrosse Association to deliver truly unforgettable events.

(参考和訳)

来たる女子世界選手権大会の開催地が東京都に正式に決定したことを、心より嬉しく思います。東京都は、世界トップクラスの施設、卓越したおもてなし、そして活気ある文化遺産で知られるダイナミックな国際都市であり、国際ラクロスの最高峰を披露するのにふさわしい舞台です。

日本はアジアにおけるラクロスの中心地として、情熱にあふれた成長著しいラクロスコミュニティを有し、国際的な発展に多大な貢献をしてきました。東京都、そして日本ラクロス協会と協力し、記憶に残る素晴らしい大会を実現できることを心から楽しみにしています。

(小池 百合子 東京都知事コメント)

「2026 WORLD LACROSSE 女子世界選手権大会」が、ここ東京で開催されることを嬉しく思います。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーである大井ホッケー競技場を会場に、世界16の国と地域から選手が参加する国際大会となります。2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技としても決定したラクロス。この大会を契機に、東京からラクロスが益々盛り上がっていくことを期待しています。これからもスポーツの力で、日本、そして世界を元気にしてまいりましょう。

参 考

ラクロスについて

棒の先に網のついたスティック (クロス) でテニスボール大の硬質ゴム製のボールを運び、約180cm 四方のゴールへシュートし得点を競う団体球技。両チーム10人、15分×4クォーター制で、サッカーとほぼ同じサイズのフィールドで競技が行われる。

その歴史は 17世紀にさかのぼり、北米の先住民族が祭事や鍛錬のために行っていたものを、フランス系の移民が発見したのが始まりとされている。

現在は約90の国と地域で親しまれ、世界競技人口は約110万人に達する。日本では大学生を中心に人気スポーツとして定着し、国内延べ競技人口は11万人に上る。

2028年開催予定のロサンゼルスオリンピックにおいては追加競技として決定され、日本のメダル獲得が期待される。

女子世界選手権大会について

1972年に女子競技の国際連盟(ifwla)が設立。1982年に最初の女子世界選手権大会がイギリス・ノッティンガムで開催された。1989年の第3回大会以降4年ごとの開催となり、1997年の第5回大会は日本・東京都江戸川区に大会招致し、日本は第7位。1986年と2005年を除く全大会でアメリカが優勝し、日本の最高位は第5位。

※「2026 WORLD LACROSSE 女子世界選手権大会」大陸予選及び出場チーム
出場チーム数:16チーム
[開催国] 日本
[欧州]2024 Women's European Lacrosse Championships:
アイルランド、イスラエル、イングランド、ウェールズ、スコットランド、チェコ、ドイツの7か国/地域が確定
[アジア・パシフィック]2025 Asia-Pacific Women’s Lacrosse Championship:
オーストラリア、チャイニーズ・タイペイ、日本、フィリピンの4カ国/地域に決定
[北米・中米・南米諸国]2025 Pan-American Women’s Lacrosse Championship:
2025年6月末に4か国/地域が決定
[アフリカ] AAL 2026 Women’s Championship Qualifier(大会名称未定):
時期未定、1か国/地域が決定

国際スポーツ大会調査等支援事業

国際スポーツ大会の開催に当たって主体となる国内統括競技団体向けに、都内で国際スポーツ大会の誘致を検討するために必要な調査等の支援を実施し、東京におけるトップレベルの大会の開催機会を充実させることで、競技力向上や様々な競技の裾野拡大を図り、一層のスポーツ振興と都市のプレゼンスの向上につなげることを目的として実施するものです。

詳細は、東京都のスポーツ情報サイト「スポーツTOKYO インフォメーション(国際スポーツ大会の誘致・開催支援)」を御覧ください。
https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/kokusai_toc.html

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推しスポーツを見つけよう

本事業は、「推しスポーツProject」の一環です。
「推しスポーツProject」とは、2025年に東京で開催される世界陸上・デフリンピックの開催を機に都民が様々なスポーツに親しむ機会を創出し、 スポーツの魅力に触れる中で「都民一人ひとりの好みや特性に合ったスポーツの楽しさ(推しスポーツ)」を発見してもらえるよう支援する取組です。

こどもスマイルムーブメント

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略16 スポーツフィールド東京戦略「スポーツフィールド・TOKYO」

問合せ先

〇大会に関すること

公益社団法人日本ラクロス協会
電話 03-3666-2862 (平日12時~19時)
メール k.imai@jpnlacrosse.org

〇国際スポーツ大会調査等支援事業に関すること

生活文化スポーツ局 国際スポーツ事業部 国際大会課
電話 03-5000-7419(直通)