大田区
陸上競技
YUME KITAMURA
8月1日(木)、陸上競技800mでアジア競技大会4位入賞の経歴を持つ東京育ちアスリート、北村夢選手が新宿区立新宿中学校で指導を行いました。9月に控えている大会に向けて、約30名の生徒に身体の使い方や速く走るコツを伝授しました。当日は、いつも通りのアップメニューからスタート。続いて、下半身の使い方を指導するため、壁を使ったトレーニングが行われました。北村選手は「重心をしっかりと意識して、脚を高く上げることが大切です」とアドバイス。重心の置き方や脚を上げる際の意識について説明した後、ジャンプトレーニングで実践。生徒たちは戸惑いながらも、繰り返し練習することで、指導内容を体感しながら理解していきました。次に、腕の振り方についての指導が行われました。北村選手は「腕の反動を効率よく使うことが重要です。肩を上げずに、肘を大きく後方に引いてみてください」と指導。生徒たちは教わったことを習得しようと、熱心に練習に取り組んでいました。練習会の後半は種目別に分かれての練習となり、北村選手は中距離組と一緒に練習しました。約150メートルのダッシュを8本、最初は7割程度の力で走り、徐々に強度を上げて最終的には全力で走るというメニューでした。北村選手も並走し、生徒を応援。生徒たちは真剣ながらも、時折北村選手との談笑を交えながら楽しそうに走っていました。今後も東京育ちアスリートの部活動での活躍を発信していきます。お楽しみに!