第2編第1章目標達成に向けた施策展開▼▼10重点政策テーマ―85―女性の運動不足等の健康問題女性のライフステージと身体的特徴現状と課題20.214.36.99.118.1女性男性に比べ、女性の運動不足・筋力不足等は、関節疾患、認知症、骨折・転倒、といった要介護の主要な原因につながる女性のライフステージには女性ホルモンの分泌が関係しており、女性のホルモンの分泌量と骨量は年齢で変化する女性の運動不足、体力不足等は、男性に比べ、認知症、骨折・転倒等の健康問題を引き起こしている。生涯にわたって健康に過ごすためには、若年期からの継続的な運動習慣の形成が重要である。女性アスリートは、女性特有の健康課題と向き合う必要がある。女性アスリートの競技力向上には、アスリートや指導者が適切な情報を知り、トレーニングの質を向上させることが重要である。国の第3期スポーツ基本計画によると、スポーツ団体における女性理事の割合は、ガバナンスコード(NF向け)において目標値が40%のところ、令和3年度時点で約23.4%。性別にかかわらず誰もが活躍できる組織体制づくりを促進することが重要である。2030405060708090100(%)男性女性10脳血管疾患(脳卒中)認知症骨折・転倒高齢による衰弱関節疾患心疾患(心臓病)その他・不明・不詳図表出典:「2022(令和4)年国⺠生活基礎調査」(2023年7月、厚生労働省)を基に作成図表出典:「女子アスリートのコンディショニングガイド」(2019年3月、オリンピック・パラリンピック準備局)©東京マラソン財団第1章目標達成に向けた施策展開>1重点政策テーマ>Project2多様性があふれる「スポーツ・ダイバーシティ・プロジェクト」5.66.833.615.912.84.465歳以上の要介護者等の性別にみた介護が必要になった主な原因23.710.518.2
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