第2編第1章目標達成に向けた施策展開重点政策テーマ▼▼1000【9歳女子】―78―幼児期の運動習慣の形成現状と課題今よりスポーツが好きになれる機会や環境Project1スポーツとともに育つ「チルドレン・スポーツ・プロジェクト」子供の体力・運動能力や運動実施時間はコロナ前の値には回復していない。また、学年が上がるにつれて、「スポーツをすることが好き」な子供の割合は減少している。子供が今よりもスポーツが好きになるためには、「気軽にスポーツができる場所」(68.7%)や「知らないスポーツを知ったり、未経験のスポーツを体験できる機会」(49.3%)等が必要である。また、障害のある子供は、「ルールが簡単」(46.9%)「自分のペースに合わせてできる」(36.2%)スポーツへの参加を希望している。幼児期の運動習慣とその後のスポーツ習慣には強い相関がある。また、保護者がスポーツに関する正しい知識を有している場合の方が、子供が運動好きである割合が高い。49.341.137.334.826.325.668.750.737.262.830.869.226.973.16.049.331.768.317.382.721.079.07.892.2スポーツ好きな子供を増やすには、スポーツをする場所や体験機会の創出・提供が必要入学前の外遊び頻度が高い子供ほど、入学後の運動実施頻度が高い10203040506070(%)【9歳男子】週に6日以上週に4〜5日週に2〜3日週に1日以下図表出典:「令和4年度体力・運動能力調査結果の概要」(2023年10月、スポーツ庁)を基に作成204060週3日以上×1時間以上80100(%)週に6日以上週に4〜5日週に2〜3日週に1日以下それ以外20406080週3日以上×1時間以上それ以外100(%)気軽にスポーツできる場所がある知らないスポーツを知ったり、やったことのないスポーツを体験できる憧れの選手の試合を見たり、選手に会うことができるスポーツの始め方や、スポーツを気軽に始められる場所を教えてもらえる(例えば、とび箱や逆上がり、水泳など)苦手なことを教えてもらえる勝ち負けや順番がつかないスポーツを体験できる大会などでいい成績がとれるように教えてもらえるその他図表出典:「こども都庁モニター令和6年度第1回アンケート結果」(2024年8月、子供政策連携室)を基に作成「小学校入学前の外遊びの頻度」別にみた現在の運動・スポーツの実施状況第1章目標達成に向けた施策展開>1重点政策テーマ>Project1スポーツとともに育つ「チルドレン・スポーツ・プロジェクト」どのような機会や環境があると、今よりもスポーツが好きになると思うか1重点政策テーマ
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