1つくる/はぐくむ3誰もがアクセスできる2あつまり、ともに、つながる第1編第2章東京のスポーツを取り巻く状況▼▼1スポーツを取り巻く環境の変化―51―スポーツ基本法第3期スポーツ基本計画の策定国⺠スポーツ大会の⾒直しの動き※令和7(2025)年2月現在(7)国の動向第2章東京のスポーツを取り巻く状況>1スポーツを取り巻く環境の変化>(7)国の動向新たな3つの視点平成23(2011)年6月に「スポーツ振興法」を全面改定した「スポーツ基本法」が制定されました。同法では、スポーツが、⻘少年の健全育成や、地域社会の再生、心身の健康の保持増進、社会・経済の活力の創造、我が国の国際的地位向上等、国⺠生活において多面にわたる役割を担うことが明らかにされています。東京2020大会後、令和4(2022)年3月に、第3期スポーツ基本計画が策定されました。少子高齢化、DXの技術革新、持続可能な社会への移行等の社会変化や出来事等を踏まえ、「する」「みる」「ささえる」を真に実現するための「新たな3つの視点」が示されています。令和4(2022)年度から令和8(2026)年度の計画期間の取組を通じて、全ての人が自発的にスポーツに取り組むことで自己実現を図り、スポーツの力で、前向きで活力ある社会と、絆の強い社会を目指すとしています。スポーツを取り巻く環境は年々変化しており、世代別の総合スポーツ大会や各競技団体主催の全日本選手権などの全国規模のスポーツイベントが多く開催されている現状を踏まえ、3巡目の国⺠スポーツ大会の在り方について検討が進められています。JSPOは、令和6(2024)年度に「今後の国⺠スポーツ大会の在り方を考える有識者会議」を開催し、令和7(2025)年3月末までに、今後の国⺠スポーツ大会の方向性をJSPO理事会に提言することとしています。第3期スポーツ基本計画における「新たな3つの視点」
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