第1編第2章東京のスポーツを取り巻く状況スポーツを取り巻く環境の変化▼▼10東京消防庁「熱中症の統計資料」によれば、令和5(2023)年度の熱中症による搬送人員は、7,112人と過去5年で最多となっています。スポーツを実施するに当たっては、安全な環境の整備が重要となっています。総務省統計局の「労働力調査年報」と東京都総務局の「東京の労働力(労働力調査結果)」によると、令和5(2023)年における女性の労働力人口比率は、東京が60.6%であり、全国平均の54.8%を大きく上回っています。このことから、東京では全国に比べて女性の社会進出がより促進されていることが分かります。―46―気候危機(熱中症搬送人員)労働の変化(女性の労働力人口比率の上昇)(4)気候の変化・労働の変化5,634 201953.954.349.650.3201520165,796 202057.5 55.5 52.551.1201720186,013 3,414 2021202258.2 58.7 53.353.220192020202160.6 7,112 第2章東京のスポーツを取り巻く状況>1スポーツを取り巻く環境の変化>(4)気候の変化・労働の変化熱中症による救急搬送人員(各年6月〜9月)女性の労働力人口比率の推移(東京都・全国)202360.6 59.7 54.254.853.5全国東京都20222023図表出典:「熱中症の統計資料」(東京消防庁)を基に作成図表出典:「令和5年労働力調査年報」(2024年3月、総務省)、「東京の労働力(労働力調査結果)令和5年平均結果」(2024年3月、総務局)を基に作成(年)(年)(人)8,0007,0006,0005,0004,0003,0002,0001,000(%)62605856545250481スポーツを取り巻く環境の変化
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