東京都スポーツ推進総合計画
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第1編第1章東京におけるスポーツの推進スポーツの効用・効果▼▼4*1「訪日外国人消費動向調査」(観光庁、2018年年間データ、観光・レジャー目的)―30―(3)地域・経済の活性化第1章東京におけるスポーツの推進>4スポーツの効用・効果>(3)地域・経済の活性化RWC2019は、国内外から多くの観客が訪れ、東京をはじめ国内各地に大きなにぎわいをもたらしました。(公財)ラグビーワールドカップ2019組織委員会が公表した「ラグビーワールドカップ2019日本大会開催後経済効果分析レポート」によると、同大会では、訪日客の約60%が初めて日本を訪れ、その75%が「必ず来たい」と日本再訪の意向を示しています。⼀方、平成30(2018)年に観光庁が行った調査によると、訪日外国人の相応する数字は57%*1となっており、同レポートは、RWC2019が初訪日の誘因となり、将来の再訪日につながる可能性が高い、としています。東京マラソンは、世界6大マラソンの⼀つとして認定されるなど、世界最高水準の大会へと発展を続けており、国内外からのランナーをはじめ、ボランティアや沿道の観衆など多くの人が参加しています。また、海外から来日するランナーへのおもてなしと、国内外のランナー同士が交流を深め結束を高めることを目的としたファンランイベントをはじめ、地域の人々が参加した様々なイベントが開催されるなど、国際交流や都市プレゼンスの向上、地域・経済の活性化にもつながっています。国際的な大規模スポーツイベントには、地域や経済を活性化させるポテンシャルがあるラグビーワールドカップ2019日本大会東京マラソン©東京マラソン財団4スポーツの効用・効果

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