東京都スポーツ推進総合計画
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第1編第1章東京におけるスポーツの推進スポーツの効用・効果▼▼40令和5(2023)年度時点の都内の障害者手帳交付数は、身体障害者と知的障害者、精神障害者を合わせて約75万人で、増加傾向にあります。障害のある人にとってスポーツは、健康増進や体を動かすことによる楽しみや爽快感、他者との交流などのほかに、身体機能の維持・向上、社会参加の機会になるなど、様々な効用があります。また、パラスポーツは、障害のある人が楽しめるようルールや用具を工夫して行われるものですが、全ての人々が楽しむことができるユニバーサルなスポーツとして、障害のない人との交流の促進につながる可能性を持っています。こうしたパラスポーツについて、身近な場所で取り組める環境整備や、障害のある人のスポーツ実施をサポートする人材の育成、パラスポーツの魅力発信などの点から取組を進めていくことが重要です。―28―(2)共生社会の実現第1章東京におけるスポーツの推進>4スポーツの効用・効果>(2)共生社会の実現151,603 141,000 95,490 98,035 100,907 103,854202020212022知的障害者東京都の障害者手帳交付状況の推移障害のある人にとってスポーツは健康増進だけではなく、社会参加・交流のきっかけとなる障害のある人とスポーツ(件)500,000480,798 488,905 488,492 487,827 486,142 486,907450,000400,000350,000300,000250,000200,000127,505 130,327 150,00093,935 100,00093,171 50,00082,999 20152019身体障害者図表出典:「福祉・衛生統計年報(令和5年度)」(2024年12月、福祉局・保健医療局)を基に作成163,1722023精神障害者(年)4スポーツの効用・効果

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