東京都スポーツ推進総合計画
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コラムCOLUMN附属資料▼▼▼3パラスポーツの振興パラスポーツの振興に向けた具体的な取組街なかパラスポットパラスポーツ観戦会ボッチャ大会メモリアルイベント子供向け体験会ワークショップ―261―TEAMBEYONDパラスポーツをもっと身近に東京2025デフリンピック開催を契機とした更なる理解促進〈ファン・サポーターを増やす取組〉附属資料>パラスポーツの振興>3パラスポーツの振興に向けた具体的な取組>(1)パラスポーツの「理解促進・普及啓発」TEAMBEYONDには、パラスポーツを通じて、障害の有無をはじめとするあらゆる違いや壁を乗り越え、一人ひとりの個性が輝く多様性豊かな社会に向かっていこう、という思いが込められています。プロジェクトのテーマカラーには、様々な色を⽣み出す根源の色である⾚、⻘、緑の光の三原色を採用しました。この3色は同時に、スポーツの競技会場(フィールド)をイメージさせる色もあり、パラスポーツを通じて社会に新しいフィールドを作っていく、という思いも込められています。スポーツへの参画方法には「する」「みる」「支える」があり、「応援する」こともスポーツへの入り口となる参画方法といえます。東京都では、平成28(2016)年11月からパラスポーツ応援プロジェクト「TEAMBEYOND」を立ち上げ、ファンを増やす取組を展開してきました。今後も、商業施設など人々の身近な場所でパラスポーツ体験会を展開するとともに、様々なアプローチ方法でパラスポーツの魅⼒に迫るワークショップを開催して、認知向上と関心喚起を図っていきます。また、パラスポーツを気軽に楽しく観戦できるよう、東京2025デフリンピックを含め、国内のパラスポーツ大会の観戦会や大会中継を実況解説付きで実施します。さらに、パラリンピックやデフリンピックの記憶を継承し、関心を維持・向上させていくため、メモリアルイベントも定期的に開催していきます。デフリンピックの開催が決定してから、東京都では、節目イベントの開催や区市町村等と連携した大会情報の発信などの取組により、大会に向けた気運を醸成してきました。今後、関連イベントでのスポーツ体験やアスリートとの交流、大会時の子供たちへの観戦機会の提供などの取組を⾏います。東京2020大会で盛り上がった気運を継承し、東京2025デフリンピック開催を契機にデフスポーツを含むパラスポーツへの関心を更に高めていくため、東京都は今後もこうした普及の取組を積極的に展開していきます。◆ショッピングモール等の街なかで気軽にパラスポーツを体験◆初心者でも分かりやすい解説付きの観戦会◆パラスポーツの魅⼒と迫⼒を体感できるイベント◆障害の有無にかかわらず共にプレーできるボッチャ大会◆アスリートとの交流等による体験会◆撮影会など様々なアプローチ方法でパラスポーツの魅⼒に迫るワークショップ

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