東京都スポーツ推進総合計画
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パラスポーツの振興パラスポーツの振興に向けた具体的な取組附属資料▼▼3005―260―東京2020パラリンピックがもたらした効果パラスポーツの裾野拡大に向けた課題(1)パラスポーツの「理解促進・普及啓発」73.869.371.932.1附属資料>パラスポーツの振興>3パラスポーツの振興に向けた具体的な取組>(1)パラスポーツの「理解促進・普及啓発」パラスポーツに関心がない理由競技別の認知度64.346.21.934.95.521.45.019.217.216.314.514.314.028.3パラスポーツのファン拡大に向けては、まず競技や選手を知ってもらうなど認知を高めた上で、関心を喚起し都⺠の参画を促す、といった⾏動変容を意識した取組を展開することが重要です。パラスポーツの競技別の認知度は、東京2020パラリンピック前後で大きく向上しました。また、都内自治体においては、大会後も障害のある人とない人が共に参加できるパラスポーツのイベントや体験会などが継続して⾏われています。このように、東京2020パラリンピックを機に、パラスポーツの認知度が高まったとともに、大会のレガシーとして誰もが一緒に楽しむことのできるパラスポーツの取組が大会後も広がっています。一方、東京都が実施した調査によれば、都⺠のパラスポーツへの関心度は、大会前から大会後にかけて40〜50%台で推移しており、目標の80%には届いていません。関心がない理由としては、「身近にパラスポーツに関わっている人がいないから」(32.1%)、「身近な場所でやっていないから」(19.2%)が上位に挙げられました。また、「競技会場で観戦したことがある」は5.2%、「パラスポーツ競技を体験したことがある」は9.3%と低い水準にあります。こうしたことから、関心を高めるためには、パラスポーツを身近に感じられるように取り組んでいくことが重要だと考えられます。1020304050101520(%)806070(%)35253020212014(年)図表出典:『日本財団パラスポーツサポートセンターパラリンピック研究会紀要第19号』「障害者スポーツに関する言葉の認知度に関する研究─2014年〜2021年度の推移に注目して─」(2023年3月、藤田紀昭)を基に作成身近にパラスポーツに関わっている人がいないからパラスポーツを身近な場所でしていないから競技のルールや見どころがわからないからスポーツ自体に興味がないからどんな競技があるか知らないからパラスポーツについて、メディアで触れる機会が少ないからどんな選手がいるか知らないから特に理由はない図表出典:「令和6年度都⺠のスポーツ活動に関する実態調査」(2025年3月、⽣活文化スポーツ局)を基に作成車いすバスケットボール車いすテニスボッチャパラバドミントンゴールボール3パラスポーツの振興に向けた具体的な取組

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