東京都スポーツ推進総合計画
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第1編第1章東京におけるスポーツの推進▼▼1計画策定の背景―15―バリアフリー化の推進・施設のバージョンアップボランティア文化の醸成アーバンスポーツへの関心の高まり第1章東京におけるスポーツの推進>1計画策定の背景>(3)東京2020大会のレガシー大会を通じて、最新の国際水準を満たす施設の整備や施設改修によるバリアフリー化の推進のほか、区市町村のスポーツ施設など、身近なスポーツの場の整備支援等により、東京のスポーツインフラはバージョンアップしました。大会では、約8.3万人のボランティアが大会をサポートし、年齢、性別、障害の有無にかかわらず誰もが安全・安心に活躍できる環境を提供しました。こうした経験を生かし、「東京ボランティアレガシーネットワーク」による募集情報や交流の場の継続的な提供、「TOKYO 障スポ&サポート」によるパラスポーツを支える人材の活動機会の充実など、多彩な情報・活動フィールドの提供につなげています。東京2020オリンピックでは、スポーツクライミング、スケートボード、BMXフリースタイル、3×3バスケットボールといったアーバンスポーツが新たに競技・種目として追加されました。パリ2024オリンピックではブレイキンが採用されるなど、IOCは、若者向けにアーバンスポーツを積極的に取り入れています。東京2020大会後には、大会のレガシーを活用・継承した有明アーバンスポーツパークが整備されたほか、全国でもスケートボードパークが倍増するなど、環境整備も急速に進んでいます。©TSWV東京アクアティクスセンター有明アーバンスポーツパーク

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