東京都スポーツ推進総合計画
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第1編第1章東京におけるスポーツの推進計画策定の背景▼▼1―14―スポーツ気運の高まりパラスポーツの振興(3)東京2020大会のレガシー第1章東京におけるスポーツの推進>1計画策定の背景>(3)東京2020大会のレガシー東京都はこれまで、スポーツ実施率※70%を目標に、参加体験型イベントを開催するなど、都⺠のスポーツ実施を促進する取組を通じて、スポーツ気運を高めてきました。平成19(2007)年には39.2%であった都⺠のスポーツ実施率は、第32回オリンピック競技大会の開催都市が東京に決定した平成25(2013)年以降、50%以上を維持し、更に、東京2020大会が開催された令和3(2021)年には、68.9%と過去最高となりました。大会を機に盛り上がった都⺠のスポーツへの関心を、「する・みる・支える・応援する」につなげていきます。東京2020パラリンピックの開催を機に、パラアスリートが自らの限界に挑戦する姿が人々に感動と勇気を与え、障害の有無にかかわらず誰もが活躍できる共生社会への関心が大きく高まりました。また、大会後も、東京都はスポーツに取り組む障害のある人への支援やパラスポーツへの関心拡大に向けた取組を更に進めるため、障害のある人のスポーツ環境の整備や、ファンやサポーターの裾野拡大を図ってきました。加えて、令和5(2023)年3月には、都立初のパラスポーツの競技力向上の拠点として、障害のある人もない人もパラスポーツに親しむことができる東京都パラスポーツトレーニングセンターを開所しました。こうした盛り上がりを更に高め、障害のある人のスポーツ実施率の向上や都⺠のパラスポーツへの関心向上につなげていきます。東京都パラスポーツトレーニングセンター※週1回以上スポーツをしている都⺠(18歳以上)の割合1計画策定の背景

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