東京都スポーツ推進総合計画
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第2編第1章⽬標達成に向けた施策展開重点政策テーマ▼▼1都市プレゼンスの向上共⽣社会の実現ボランティア⽂化の定着地域・経済活性化国際感覚の醸成等国際スポーツ⼤会開催が都市にもたらすもの―100―現状と課題Project3スポーツの⼒で世界をリードする「TOKYOの魅⼒向上プロジェクト」RWC2019により、全国に経済波及効果がもたらされたほか、ラグビー⽂化の定着が図られた。また、東京2020⼤会では、⼤会を通じて、新たな施設が整備されるなどハード⾯が充実するとともに、スポーツ実施気運やパラスポーツへの関⼼の⾼まり・⼤会を⽀えたボランティアの活躍といったソフト⾯のレガシーも多く芽⽣えた。国際スポーツ⼤会の開催は、アスリートの活躍が感動や興奮をもたらし、スポーツのすばらしさを広め、スポーツの振興に寄与するだけでなく、東京の活性化や都市としてのプレゼンス向上にもつながるなど、⼤きな価値をもたらすものである。令和7(2025)年には、東京2025世界陸上と東京2025デフリンピック、2つの国際スポーツ⼤会が東京で開催される。スポーツの⼒で東京の新たな未来を切り開いていくため、東京都は、両⼤会を通じて⽬指す姿を「ビジョン2025」としてまとめ、様々な取組を展開している。今後も、こうした国際スポーツ⼤会開催の価値を根付かせ、都市の更なる発展につなげるため、「国際スポーツ⼤会への東京都の関与のガイドライン」を踏まえ、ガバナンスを確保しつつ、国際スポーツ⼤会の開催や、誘致・開催の⽀援を⾏っていくことが重要である。スポーツの感動や興奮の体感・共有スポーツへの関⼼喚起©東京マラソン財団©東京マラソン財団スポーツの感動や興奮の体感等⼦供の国際感覚の涵養等⼤会を⽬的にした訪⽇外国⼈客の増加等によりもたらされる経済活性化等⼤会に向けた多彩な⽂化プログラムの実施等を通じた都市の魅⼒発信等障害の有無にかかわらず多様性を認め合う社会の醸成等⼤会ボランティアの経験等を契機にボランティア⽂化が定着第1章⽬標達成に向けた施策展開>1重点政策テーマ>Project3スポーツの⼒で世界をリードする「TOKYOの魅⼒向上プロジェクト」©東京マラソン財団1重点政策テーマ

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