東京都スポーツ推進総合計画
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第1編第1章東京におけるスポーツの推進計画策定の背景▼▼1―10―前計画期間は、新型コロナウイルスとの闘いの中、東京2020大会開催を実現した。本計画期間は、こうした経験を東京2025世界陸上・東京2025デフリンピックやその先の第39回ねんりんピックの成功と、更なるスポーツ推進につなげていく東京都スポーツ推進総合計画とはこれまでの計画更なるスポーツ推進に向けて(1)東京都スポーツ推進総合計画とは第1章東京におけるスポーツの推進>1計画策定の背景>(1)東京都スポーツ推進総合計画とは未来の東京を見据え、スポーツ振興の観点から東京都として目指すべきビジョンと、その実現に向けた基本方針及び施策展開の方向性を示すものです。東京都では、平成14(2002)年7月に、東京のスポーツ振興に関する初の行政計画となる「東京都スポーツ振興基本計画『東京スポーツビジョン』」を策定しました。平成20(2008)年7月には、これを改定した「東京都スポーツ振興基本計画」を、更に平成25(2013)年3月には「東京都スポーツ推進計画」を策定しました。また、その前年となる平成24(2012)年3月には、障害のある人のスポーツの⼀層の振興を図ることを目的として、国及び全国の都道府県で初となる「東京都障害者スポーツ振興計画」を策定しました。両計画策定後、東京2020大会及びRWC2019の開催決定や、都⺠のパラスポーツへの関心の高まりなど、東京都のスポーツを取り巻く環境は大きく変化しました。そのような環境の変化を的確に捉え、平成30(2018)年3月には、新たな施策を効果的に展開するとともに、パラスポーツを含めたスポーツ施策を一体的に推進していくため、二つの計画を統合し、「東京都スポーツ推進総合計画」を策定しました。本計画期間では、RWC2019や、コロナ禍での開催を実現した東京2020大会の経験を生かし、東京2025世界陸上・東京2025デフリンピックやその先の第39回ねんりんピックの成功と更なるスポーツ推進につなげていきます。なお、本計画の計画期間は、令和7(2025)年度から令和12(2030)年度までの6年間とします。1計画策定の背景

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